「いつもお口がぽかんと開いている」お子様を最近よく見かけます。親御さんも「口を閉じなさい」と注意されることが多いと思いますが、実はこれは単なる癖ではなく、口唇(くちびる)やお口周りの筋肉の力が弱いことが原因になっている場合があります。そのため、本人の意識だけではなかなか改善しないことも少なくありません。
このような状態は、近年「口腔機能発達不全症」と呼ばれ、歯科でも重要視されています。お口が開いた状態が続くと、口呼吸になりやすく、むし歯や歯肉炎のリスクが高くなるだけでなく、歯並び・発音・食べ方・飲み込み方にも影響することがあります。また、睡眠の質の低下や集中力への影響が指摘されることもあります。
当院では、まずし、お子様のお口周りの筋肉の状態を確認します。そのうえで、必要に応じて「りっぷるとれーなー」を用いたトレーニングを行い、口唇や舌の機能向上をサポートしています。遊び感覚で取り組めるため、小さなお子様でも無理なく継続しやすいのが特徴です。なお、大人の方でも口呼吸やお口の乾燥が気になる方には有効な場合があります。
口腔機能は、成長期に適切なサポートを行うことで改善が期待できます。「いつも口が開いている」「食べるのが遅い」「滑舌が気になる」「いびきや口呼吸がある」など、気になる症状がありましたら、お気軽にご相談ください。早めの気づきと対応が、お子様の健やかな成長につながります。
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