年末調整が電子化されるということで早速挑戦しました。確か去年も行ったはずなのですが記憶になく、来年の自分用に書いておきます。
目次
１年末調整控除申告書
２生命保険料控除
３年末調整年税額の計算
４源泉徴収票の記入
５法定調書の記入、給与支払報告書
６納付
１．年末調整控除申告書
まずは準備段階として従業員から控除申告書を提出してもらわねばなりません。これには「年末調整控除申告書作成用ソフトウェア（年調ソフト）」を従業員が使うということみたいですが、インストールまでしましたが、結局使いませんでした。医院のPCにインストールしてスタッフが勝手に作成してくれたら楽ではありますが。インストールエラーが頻発しましたが、結構そういうのが多いようで、インストールできない人用のプログラムまで準備されてました。
２生命保険料控除
ここは一元化してほしいとこですが、今のところソニー生命の生命保険料控除サポートツールを使って転記しています。
３年末調整年税額の計算
一昨年まで手計算でやってましたが、国税庁の年末調整がよくわかるページ に年末調整計算シート（Excel）があるので、そこに記入すれば計算間違いなく年税額が出せます。ここまでは便利。
ただ、このシートは計算に使うだけで終わりです。このままe-taxで提出できるようにすればいいのに。
４源泉徴収票の記入
有料の給与計算ソフトを使う、無料のフリーソフトを使う、などもありますが、そのままネットで送信したいところです。ソフトは試していないので書けません。国税庁の入力用PDFを使ってみましたが、PDFに入力するので文字の大きさが合わなかったり、きれいにはできません。
で、eLtaxの出番です。eLtaxのソフトから申告に関する手続き、申告データの作成ができます。ちなみにe-taxのソフトからは作成できないようで、web版からできるみたいですが、eLtaxで一括して行った方が早いです。字が似てるので読み間違いそうなのでもう一度書きます。eLtaxです。
５．法定調書の記入、給与支払報告書
eLtaxでここまでできればあとは自動で入力されますからそのまま送信可能です。税務署と市町村に送られます。
参照 https://www.eltax.lta.go.jp/news/00303
６納付
あとは忘れちゃいけない源泉税の納付ですが、歯科医院は特例で年２回の納付となっております。（私は前期分を一度忘れてて追加徴収されたことがあります）Payeasyで前はやってましたが、記入する項目が多く、今はe-taxからダイレクト納付クリック一発になりました。今年は納付書をe-taxで入力して納付したので、eLtaxでそのままいけないか試してません。
そのうち、昔はこんな手間だったと振り返るときが来るのでしょうけど、２０２３年分はこんな感じで処理しました。おそらく私が気づいてないだけでもっと早い方法がちゃんとあるのかもしれません。分かり次第更新していきたいと思います。
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